用語集における「完全一致のみ」と「部分一致」の違い

AIシュリーマンでは、翻訳時に適用される用語集(Glossary)に2つのマッチングモードが存在します。
  • 完全一致のみ
  • 部分一致
これらの違いは翻訳処理のタイミング、適用方法、データの管理において重要な役割を果たします。
 

動作な違い

完全一致のみ

  • 翻訳対象テキストが用語集の「翻訳前テキスト」と文字列として文頭から完全に一致する場合のみ置換が適用される
  • 用途: 文章全体の翻訳をコントロールしたい場合

部分一致

  • 翻訳対象テキストの一部に用語集の「翻訳前テキスト」が含まれていればその部分に置換が適用される
  • 用途: 固有名詞(人名・自社固有単語など)、業界用語などの単語単位でブレを防ぎたい場合
 
ざっくりの使い分けとしては以下の通りです。
  • 段落/文章全体をコントロールする必要がある場合→完全一致
  • 自社固有名詞の単語など、単語単位で翻訳を統一する必要がある場合→部分一致
 

動作の具体的な違いの例

 

例1:単独の文章

用語集設定:
  • 翻訳前: "お問い合わせ"
  • 翻訳後: "Contact Us"
  • モード: 完全一致のみ
入力テキスト: ✅ "お問い合わせ" → "Contact Us" (完全一致) ❌ "お問い合わせはこちら" → 文末までが完全一致しないので適用されない ❌ "詳細はお問い合わせください" → 文頭・文末までが完全一致しないので適用されない
 
用語集設定:
  • 翻訳前: "お問い合わせ"
  • 翻訳後: "Contact Us"
  • モード: 部分一致
入力テキスト: ✅ "お問い合わせ" → 部分一致が該当するため適用される ✅ "お問い合わせはこちら" → 部分一致が該当するため適用される ✅ "詳細はお問い合わせください" → 部分一致が該当するため適用される

例2:ボタンラベル

用語集設定: 翻訳前: "送信する" 翻訳後: "Submit" モード: 完全一致のみ
入力テキスト: ✅ "送信する" → "Submit" ❌ "送信する(必須)" → 文末までが完全一致しないので適用されない ❌ "今すぐ送信する" → 文頭・文末までが完全一致しないので適用されない
 
用語集設定: 翻訳前: "送信する" 翻訳後: "Submit" モード: 部分一致
入力テキスト: ✅ "送信する" → 部分一致が該当するため適用される ✅ "送信する(必須)" → 部分一致が該当するため適用される ✅ "今すぐ送信する" → 部分一致が該当するため適用される