AIシュリーマンでは、データの用途に応じて複数の保存先を使用しています。
「翻訳結果」として長期的に再利用する訳文は、サイトごとに分離された翻訳メモリへ保存します。サイト設定、用語集、画像等は、それぞれ別のデータストアへ保存します。
翻訳メモリ
通常の初回翻訳と、非同期の高精度翻訳で生成された訳文は、Upstash Redis上の翻訳メモリへ保存します。
翻訳メモリは、少なくとも次の情報で分離します。
- サイトID
- 翻訳元言語
- 翻訳先言語
- 原文
- サイトごとのシャード設定
他のサイトの翻訳メモリを、そのまま別サイトの訳文として使用することはありません。
翻訳メモリには一律の短期TTLを設定していませんが、次の操作等により更新・削除されます。
- GPT-5.6 Lunaによる非同期の高精度翻訳
- 完全一致用語集の登録・変更
- 部分一致用語集に伴う再生成・無効化
- 管理画面からの編集・削除
- 運用上のキャッシュ無効化
SPA・動的コンテンツの一時翻訳
ページ表示後に追加されたDOM、SPA遷移、モーダル、検索結果等は、runtime一時翻訳を使用する場合があります。
翻訳メモリに既存訳がある場合は、その訳文を使用します。翻訳メモリにないテキストを一時翻訳した場合、新しく生成した訳文は翻訳メモリや通常の翻訳履歴へ保存しません。
動的コンテンツの訳文を固定する場合は、ライブエディタまたは用語集から保存してください。
サイト設定・用語集
サイト設定、対象言語、用語集、HTML辞書、条件付き辞書、リンク置換等の管理データはFirestoreへ保存し、Workerが利用するデータはRedisへ同期します。
Redis上のサイト設定や用語集は、単なる一時キャッシュではなく、Cloudflare Workerが参照するデータです。
画像辞書
画像辞書へアップロードした画像はFirebase Storageへ保存し、画像辞書には元画像URL、翻訳後画像URL、言語、対象ページ等の情報を保存します。
AI生成画像等の一時成果物には、翻訳メモリとは異なる保持・削除ルールを適用する場合があります。
翻訳処理・エラー調査用の履歴
非同期翻訳の入出力、使用モデル、トークン使用量、エラー情報等を、運用・品質確認用の履歴としてFirestoreへ一定期間保存する場合があります。
これらの履歴は、次回表示で使用する翻訳メモリとは別のデータです。履歴レコードには自動削除用の期限を設定しますが、レコードの種類によって期限が異なる場合があります。
保存地域について
Firebase Functionsの一部は東京リージョンで構成されていますが、それだけではFirestore、Upstash Redis、Firebase Storage、外部翻訳プロバイダーを含むすべてのデータが日本国内だけに保存・処理されることを意味しません。
実際の保存地域は、本番環境で契約・設定されている各サービスのリージョンによって決まります。
データ所在地、越境移転、保持期間等に契約上・監査上の要件がある場合は、対象データを次のように分けてお問い合わせください。
- 翻訳メモリ
- サイト設定・用語集
- 翻訳履歴
- 画像辞書
- 元HTML・翻訳後HTMLのキャッシュ
- 外部翻訳プロバイダーへ送信するデータ
最新の本番環境設定と契約条件を確認したうえで回答します。