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投稿日:
2023年05月19日
更新日:
2026年09月15日

多言語サイトの目標と予算の決め方

最終更新日時
2026年09月15日
publishedAt
ogImage
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対象言語とページ、成果の見方、初期費用と運用費を整理します。内製・制作会社・SaaSを同じ条件で比較するための準備を説明します。
作成日時
2023年05月19日
category
意思決定
status
公開
テキスト
slug
localization-planning-budget
タグ
多言語サイトの予算は、初回の翻訳費用だけで決めないようにします。対象ページ、更新頻度、確認する担当者、公開後の保守まで含めて見積もり、何を達成するための費用なのかを明確にします。
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目標を、対象と期限がわかる形にする

「海外に広める」だけでは、必要な言語やページを決めにくくなります。どの地域の誰に、何を伝え、どのような行動につなげたいかを決めます。たとえば、製品の問い合わせ、採用応募、予約、利用案内の閲覧では、用意するページが異なります。
目標には、確認する期間と指標を添えます。問い合わせ数を見る場合も、総数だけでなく、対応可能な地域からの有効な問い合わせを分けて集計します。目標値は、現在の実績や見込む集客施策をもとに仮置きし、根拠のない数字を確約しないようにしてください。

初期費用と、公開後に続く費用を分ける

初期費用には、対象ページの整理、翻訳、用語集の作成、画像や資料の調整、サイトへの実装、公開前の確認などを含めます。地域の利用条件や表記を調べる作業が必要なら、その費用も見込みます。
運用費には、サービスの利用料、原文更新への対応、訳文の確認、画面やリンクの修正、保守、問い合わせ対応を含めます。社内担当者の時間も費用として見積もっておくと、外注費だけで比較するのを避けられます。

内製・制作会社・SaaSを同じ作業範囲で比べる

内製は、翻訳と実装を社内で管理できます。一方、担当者の工数、引き継ぎ、技術的な保守が必要です。外部への支払いが少なくても、運用費がゼロになるわけではありません。
制作会社への委託は、翻訳や画面への反映をまとめて依頼できる場合があります。更新の都度発注するのか、保守契約に含むのか、納期と修正回数を確認します。更新頻度が高いことだけで、委託が不向きとは決められません。
SaaSは、翻訳や配信の仕組みをサービスとして利用する方法です。月額・従量の料金、翻訳量やアクセス量の上限、更新の反映方法、オプション、解約時の扱いを確認します。初期費用や追加費用の有無は契約によって異なります。

更新量を仮置きして総額を計算する

対象ページ数と文章量、言語数、更新の件数を同じ条件にそろえて比較します。たとえば3年間で比べるなら、初期費用に3年分の利用料と更新・確認・保守の費用を加えます。3年は比較期間の例であり、実際の予定に合わせて変更して構いません。
更新量が増えた場合、言語を追加した場合、サイトを改修した場合も試算します。見積書に含まれない画像の差し替えや社内承認の時間を、別枠で記録しておきます。

最初の範囲を絞り、結果をもとに追加する

予算が合わない場合は、言語やページの優先度を見直します。製品説明を対象にするなら、問い合わせまでの必要なページは一緒に用意します。途中だけ翻訳して操作が完了しない構成にしないことが大切です。
公開後は、閲覧や問い合わせと、更新にかかった費用・時間を確認します。その結果を次の言語やページの追加に活かします。準備の流れはWebサイト多言語化の進め方、検索向けの実装はSEO実装ガイドで説明しています。