弊サービスによる通常の翻訳動作ではページを表示したタイミングで、表示されているテキストを元に翻訳を行います。
そのため、翻訳データが全てキャッシュに乗っており かつ ネットワーク状況が万全の場合でも翻訳して表示されるまでに最短で0.1秒程度、遅い場合は1.5秒ほど掛かります。
翻訳先読み(β)機能を有効にすると、ページを表示後、そのページ内にあるサイトのリンクを先読みしてローカル上に翻訳キャッシュを作成します。
そのため、次のページ以降に遷移した際に、そのページの翻訳キャッシュは既にブラウザ上に保持している状態となるため、翻訳処理はAPIを通さずにローカルで行うこととなり、翻訳処理が通常よりも超高速で行われます。
デメリットとしては翻訳先読み処理によりリクエスト自体が先行して走ることになるため、多言語アクセスにおいてサーバの負荷が増大する可能性があります。
そのため、本機能は「CDNを経由してキャッシュを返すことができるページ」での利用を推奨します。
なお、本処理を有効にした場合でも先読みを行うページ先のJavaScript処理は実行しないため、
例えば先読み先のページでのGoogle AnalyticsのPVカウントされてしまうようなことはありません。
一部のリンクを翻訳先読みの対象外とする
aタグの属性に data-prefetch=false もしくは data-translate-prefetch=false を設定することで、
該当のリンク先は先読みが行われなくなります。
<a data-prefetch=false href="https://example.com">リンクテキスト</a> <a data-translate-prefetch=false href="https://example.com">リンクテキスト</a>