用語集の部分一致と完全一致の使い分けについて

AIシュリーマンでは用語集登録を行う際、[完全一致のみ]と[部分一致も許容]の2パターンで登録することができます。
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[完全一致のみ] は文頭から文末までのテキストが全て完全に一致した場合のみ適用されます。
[部分一致も許容] の場合は登録された用語集の翻訳前の文字列が、テキストの一部に一致した場合でも適用されます。
 
具体例としては以下の通りです。
 

完全一致の例

翻訳前: AIシュリーマン
翻訳後: AI Schliemann
翻訳先言語: 英語
文章1
AIシュリーマン
文章1においては、テキスト全体が「AIシュリーマン」と完全に一致しているため、「AI Schliemann」に翻訳されます。
文章2
AIシュリーマンに『画像素材の翻訳機能』が搭載
文章2においては、「AIシュリーマン」が文中の一部に含まれているだけで、文章2の末尾まで完全一致していないため、翻訳は適用されません。

部分一致の例

翻訳前: シュリーマン
翻訳後: Schliemann
翻訳先言語: 英語
文章1
AIシュリーマン
文章1においては、「シュリーマン」が「AIシュリーマン」の一部として含まれているため、「AI Schliemann」に翻訳されます。
文章2
AIシュリーマンに『画像素材の翻訳機能』が搭載
文章2においても、「シュリーマン」が文中の一部に含まれているため、「AI Schliemann」に翻訳された上で全体の文章が翻訳されます。

使い分けのポイント

  1. 特定のフレーズや文章単位で厳密に翻訳したい場合→完全一致
      • 完全一致を使用します。例えば、
  1. サイト内で頻発する「固有名詞」など柔軟な翻訳が求められる場合→部分一致も許容
      • ブランド名や特定の技術用語など、誤訳が許されない場合に適しています。例えば、一般的な単語やフレーズが文中のどこにあっても翻訳されます。

注意点

  • 完全一致は厳密な一致を求めるため、スペースや句読点の違いでも翻訳が適用されないことがあります。
  • 部分一致は柔軟性が高い反面、意図しない部分が翻訳される可能性もあるため、短い文字列での登録には注意が必要です。